断熱に併せて床の組木の入れ替えを。

古民家床下の組木リノベーション
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壁をぶち抜いたり、天井を解体したり床を剥がしたり…と順調に始まったリノベーション。
前回の記事でも書いていましたが、熟練の大工の棟梁が1人で作業を進めてくれています。

さすがは熟練の業と言いますか、1人での作業とは思えないほどにスピードが早く、
週末に現場に遊びに行くたびに進捗具合に驚かされるばかりでした。

↓前回の状態はこちら

前回の状態から1週間。
次の週末に現場に行ってみると床下の作業がほぼ終わっていてとても驚いたことを覚えています。

ということで今回は、床の改修の際の記録を思い出しながら記していこうと思います。

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剥がされた床のその後


さっそくですがまずは現場へ遊びに行った際の進捗の写真から。
じゃーん。

中古物件リノベの床工事
中古物件リノベの床工事DK


こういう現場の風景ってとても好きで、ついついたくさんシャッターを切ってしまうんですよね。
あとから見直すと同じような写真がたくさん残っていることが多々あります。
なんだか代わり映えのないカットを列挙してしまってすみません。

と、こんな具合に、半分以上のエリアの床断熱の処理まで済んでいました。
作業のなんと早いこと…!

床下の組木を入れ替える

半分以上のエリアの施工が終わってしまっていたものの、なんとかリビング部分になる箇所の断熱材のその下を見ることができました。

前述の写真でもチラホラと見えていますが、それがこちら。

床下の組木

昔の家の床下の基礎がこれほどまでに華奢なんだということに驚きつつ(笑)、グリッドラインの美しさに目を奪われました。
床に断熱材を入れるにあたって、床下の組木をすべて入れ替えたわけですが、
古い家の躯体に新しい木材を使って補強・補修をしていく…まさに「半分古い家」の要素を垣間見た瞬間でした。



使用した木材はヒノキ(檜と桧、どちらの漢字が正しいんだろうか…?)。

和風な旅館の優雅なお風呂に使われているイメージの強いヒノキ材ですが、ひのきはシロアリにも強く、床下の組木にも適していると棟梁が教えてくれました。

床下を組み替えて断熱材をいれたら根太を組む

この組木の上に、こんな具合に断熱材を入れ込んで、さらに根太を渡したら床板を貼っていく。
…うーん大変な工程ですね。ありがたや。

自分の家の床下(や壁の中や天井の裏)がどうなっているのかを見ることができる貴重な機会なので、
工事中の現場に足を運べるのであれば、ぜひとも見てみてはいかがでしょうか。

※現場は危険な箇所も多いかもしませんので、大工のさんの指示にはしっかり従ってくださいね。



ちなみにこの写真を撮ったのは確か1月の寒い日で、床を剥がす前(断熱材を入れる前)は底冷えがとてもとてもひどく、正直「本当に住めるのだろうか…」と思ったりもしたのですが、
写真のように断熱材を入れてもらったら、施工中からもう既に圧倒的に気温が違うことを感じられました。
底冷えの脅威と断熱材の大切さを痛感することができました。
 
 



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