リノベの初回の打ち合わせに向けて。

古い家の間取り図1リノベーション
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設計士さんとの打ち合わせの日取りが決まって以降、我が家のポコ(娘)が寝てからの楽しみはリノベの妄想話でした。
ネットの海をさまよいながらお気に入りのテイストのリノベ物件の画像を見つけてはクリップ。やれあーでもないこーでもないと膨らむ妄想はとどまるところを知りません。

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初回打ち合わせまでの下準備

妄想のすべてをぶつけてみることにした


ついに足を踏み入れたリノベの世界。
やってみたいことはたくさんあるのですが、とは言えやはり予算との兼ね合いもあります。
ただ、この時点でどんな工事にどのくらいの費用がかかるかなどの相場の目安もよく分かっていないのが正直なところ。

なので何ができて何ができないのかということを素人考えでウダウダとやっていても仕方がないので、とにかく要望をすべて伝えてみるという作戦でいくことにしました。(決してヤケクソではありません笑)

妄想をすべて伝えた上で、プロの目からみて必要なこと、できること、できないこと、不要なこと、これらを引き算していって予算に収めることが求める最適解への近道であると考えたのです。

と、まずはここで当時いただいた図面を見つけたので貼っておきます。

古い家の間取り図1F
古い家の間取り図2F

優先事項とする譲れないポイントを決める

いろいろなリノベ雑誌やリノベのことを記しているブログ、それからインスタなんかを見て情報収をすればするほど、どれも素敵で「この雰囲気良いね〜、あ、でもこっちのテイストのここも良いね。ここはこうしたいよね〜」などと方向性が定まらなくなってきます。

ましては妄想をすべてぶつけてみるなどと息巻いたものなのでその分空回りもたくさんしてしまうかもしれません。

そこで、古くて狭い中古物件を安心して暮らせる家へと変身させるため、譲れないポイント(優先事項という表現がぴったりですね)をピックアップしました。

それが
・耐震
・断熱
・採光

です。

以下、軽く記しておきたいと思います。

耐震

東日本大震災を経験した身の僕たち夫婦。とりわけ妻はそれ以降地震の怖さを感じて過ごしています。それでなくともそもそも地震大国である日本に住んでいる以上、どこにいてもそのリスクはついてまわりますよね。

そんな中、古い物件の一番の心配は地震に対する備えが希薄(というかほぼない)なことです。
ましてやあれだけ大きな地震の衝撃を受けた建物なので、同じ規模の揺れがおきたとしたら次こそ“ペシャン”といってしまう危険性もはらんでいます。
なので、少しでも安心して暮らせるようにと、可能な限り耐震補強をしてもらいたいなぁというのが外せないポイントの1つめでした。

断熱

小さい頃から、それなりの田舎にある父方の祖父母の家にしょっちゅう遊びにいっていた僕と、ザ古民家育ちの妻(薪風呂育ち!)。
そんな僕ら夫婦なので、古い家はとにかく夏は暑いし冬が寒いという認識が共通していました。
購入当時築46年の我が家もご多分に漏れずその条件にマッチしそう。

現代住宅のような気密性…なんて贅沢は言わないものの、最低限壁を壊す予定でいるLDKにはしっかりと断熱材を入れ直したいよねと話していました。

採光

内覧の時の第一印象が暗めだったせいか、この点も大きな「譲れないポイント」となりました。
日中でも電気をつけていないと暗くていられないような暗い空間では、娘にとって精神衛生上良くないことは明白だと考えています。
そもそも自然光が大好きということもあるので、採光をきちんとできることは大前提だよね、と夫婦で話していました。

譲れないポイントをもとにコンセプトづくりをしてみる。


譲れないポイントができたので、それらをもとにコンセプトを検討します。
コンセプトというと大げさかもしれませんが、ブレそうになったり違う方向に進んでしまった時に軌道修正できるようにするための道しるべといいますか…そういったものです。

わざわざコンセプトを決めて打ち合わせに臨む人なんてそんなにいないだろうし、スタッフさんに引かれないかなぁなどと不安になりつつも、困ったときに立ち返れる原点を共通認識として設計しさんと共有しておくのは大事でしょうし、それだけでなく自分たちとしても何か決断に迷ったときの判断基準となるはず!と感じてコンセプトを練っていったのでした。

長くなってしまったのでそんなコンセプトのお話はまた次回。

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