ひとつ前の記事では前編と称して、我が家のリノベ前の狭くて古い脱衣所/洗面所兼トイレへの廊下なスペースのご紹介と、担当してくださった設計士さんへの無茶な要望をピックアップさせていただきました。
(記事はこちら↓)
今回の記事では後編としてあの狭かった脱衣所にどうやって洗面スペースをねじ込んだのかというAfterの様子をご紹介していきたいと思います。
こうしてブログをまとめてみると、わざわざ前後編に分ける必要もなかったかな、というのが正直なところではありますが、、、笑
造作洗面ビフォーアフター
おさらいも兼ねてまずはビフォー
この狭くて暗くて古い脱衣所の壁と床と天井を張り替えて、洗面スペースを造作していただいた様子がこちら。
右に見えるのはトイレの扉。こちらもこのあと、最終的には造作建具を作っていただきました。
正面から見るとこのような感じです。
壁面を一新するだけでも明るさと印象がぐっと変わるものですね。
こちらのスペースに洗濯機を置けるように。
一般的なサイズのものであれば問題なく設置することができます。
引越し前から使用している洗濯機は日立のドラム型洗濯機だったので、この狭い洗面脱衣所に置くことができるのか…まさかの買い替えが必要か?と懸念していましたが、問題なく置けるように作っていただけました。
設置するとどうしても圧迫感は拭えませんが、このあたりは現代家電に合わない小さな古い家のつくりなので致し方ないところですね。
正面に見えるこちらは、窓枠部分に併せて造作した大工さんお手製のミラーキャビネット。
このスペースに造作洗面台を設置する上での大きな問題は、正面への鏡の設置と収納スペースの確保が難しかったこと。
大きな窓は採光ができる恩恵があるものの、ユニット型の洗面化粧台を設置するためにはデメリットにもなっていました。
ですが、造作をすることでそれらの問題を一気にクリア。ユニットを入れるには窓を取り払って外壁も入れ替えたりせねばならないので、造作をすることで結果として費用も抑えることができたようです。
そして内装が入る
壁紙等の内装が入るとこのような具合になりました。
奥のタイルは、別現場で余っていたものを設計士さんが拝借してきてくれたもの。
レトロなモロッカンタイルが古い家にはとてもよくハマりました。
ただ、ハマり過ぎて違和感がないことで逆に面白みがないな…と今では感じるのが正直なところ。
壁や天井を替えたことで多少明るくはなったものの、やはり狭さと薄暗さは否めないので、そういったスペースの印象を変えるには明るめの色合いのものを用いた方が良かったのかもしれないなと今は感じています。
難しいですね。インテリアって。
洗面シンクと蛇口。
これらのチョイスは、かっこよくておしゃれなものを探せばいくらでもあるので非常に悩みました。
気持ちとしては、レトロな蛇口やせり上がってる洗面シンクでホテル風、あるいはカフェ風な小洒落た洗面所にしたかったのが本音ですが、
日常の使い勝手やメンテナンス性、それらと予算や設置可能なサイズを検証した結果、こちらに形に落ち着きました。
結果として、ルックス以外の点で後悔はありません。
むしろ狭いながらも大きめなシンク、シャワー切り替えのできて伸縮までするヘッドを持った蛇口は使い勝手抜群です。本当に不便はまったくなく、ルックス以外に後悔はありません。(ルックスは自己満足の領域ですしね。)
ただ、自宅リノベを機に製品知識や様々な施工事例を覚えた今となっては、もう少し色々とできたかもなぁと感じたりするのも正直なところ。
このあたりは施工してくださる業者さんが取り扱いできるメーカー(製品)や予算との兼ね合い、施工するスペース等々、様々な事情が絡んでくると思われるのでなんとも言えないところではあるのですが。
そういった事情の中でベストに近い設計をしていただけただおるなと感じています。
(予算が青天井ならいくらでもやりようがあると思いますので。笑)
洗面台の下部はスケルトンのままになっているので、使い方に合わせて自分でDIYしていこうと思っています…などと言い続けて2年近く経ってしまいましたが(笑)、最近は使い方も定まってきたのでいよいよ製作に取り掛かろうと図面を起こしたりしています。早く木材価格が落ち着くと良いですね。
ちなみに床はクッションフロア。
クッションフロアって安っぽくて偽物感が強いんだろうなと勝手に思っていたのですが、すごく良いものをチョイスしていただきました。見た目も質感も良く、かなり満足してます。
色々とサンプルを出してくださった設計士さんに感謝。
水場なのでメンテナンスもしやすく、こちらはクッションフロア仕上げにしてよかったです。
Youtubeで洗面ルームツアー公開しています。
こちらの記事で挙げた洗面所のルームツアー動画をYoutubeで公開しているので、ご興味があればそちらもぜひ。
————-
コメント