購入した築46年(当時)の中古住宅は、「古民家」と聞いて連想されるようなかっこいいものではなく「ごくごく普通の古い小さな昭和の家」です。
今回はそんな昭和な家の1F部分の、リノベをする前に撮影した写真を公開してみようと思います。
リノベ前の1F部分はこんな感じでした。
ボロさや狭さ…が伝わると良いなぁと思いながらこうしてキーボードを打っているわけですが、写真を見返してみると、広角レンズで撮影したこともあって、なんだかそれなりに広くも見えてしまわなくもない感じもしていますが、実際には(ポテンシャルを秘めているとは感じていましたが)写真ほど広くはありません、と先に断っておきたいと思います。
まずは玄関から。
改めて見返してみても空き家感が半端ないですね。笑
力いっぱい引っ張ったら外れてしまいそうな玄関ドアでした。
開けるとキッチン&居間へアクセス可能。
今どきの広めな玄関と比べるとびっくりするくらい狭いですが、出窓からの採光はありがたい。
お次はダイニング側から見たキッチン。
数年前に流し台と床はリフォームされてたようで、最新式ではないものの、色々と気にしなければそのままでも使えるレベル。(一度スケルトンに近い状態にするつもりでいましたが。)
また、写真だと広く見えますが、小壁というのでしょうか、上部にある部屋と部屋との間の仕切りが結構低いせいか狭さを感じます。
壁も濃いめの茶色が強いので暗い印象。一方で、センスの良い方がコーディネートをしたら素敵になるんだろうなぁとも思えるレトロさです。
こちらはキッチン側(流し台の前)から。
今の建築基準法では実現不可でしょうと言われた大きなアルミサッシの窓。
なかなかレトロで可愛い雰囲気を持っていて、採光もしてくれるこちらのアルミサッシは夫婦共に気に入った点でした。ガラスの柄も今は珍しいものなんだとか。
新しくしてしまうことはいつでもできそうなので、ひとまずは残す方向で考えたポイントです。
続いて和室の居間。
壁の色のせいかこちらも結構暗めな印象がありつつも、壁を抜いてLDK空間をひとつに確保したら面白いだろうなぁと思わせてくれるエリアでした。
障子の雰囲気はとても好き。雪見障子も味がありますね。グリッドライン萌です。
反対側から。
焦げ茶の柱が重い印象。
そしてこちらが2Fへの階段と洗面所兼脱衣所。階段は恐ろしいほどに暗かったです。笑
壁の色って大事だなぁと実感。
洗面所もレトロな旅館(民宿?)なんかに備え付けられてそうな雰囲気。…というかそもそも笑っちゃうくらいにコンパクト!
ここもリフォーム予定だったので、どう生まれ変わるかワクワクした場所でもあります。
と、ざっと大きく手を加える1F部分のBeforeの写真を公開してみました。
耐性のあまりない方からするとなかなか衝撃的な物件なのではないでしょうか。笑
自分でも、ワクワク感と若干引くような気持ちとが入り混じった感情であったのも正直なところです。
この物件が、ここからどのように「半分古い家」へと生まれ変わっていったのか。
その様子の備忘録を(思い出しながら)記していければなぁと思っていますので、良かったらまた覗いてもらえたら嬉しいです。
ビフォーはひとまずこのへんで。
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