リノベ(リフォーム工事)に取り掛かるにあたって最低限譲れないポイントを決めたので(前回の記事はこちら)、次はそれを念頭においてコンセプトを決めることにしました。
ブレそうになったときや判断に迷ったときに基軸とする共通認識を作っておくと話が早いよねというやつです。
「忘れてはいけないこと」をコンセプトに入れる
譲れないポイントとして「耐震」「断熱」「採光」をピックアップしましたが、それらを重要視する理由はやはり小さな娘のこと。
これから娘が大きくなっていく過程と共に過ごすこの家は、やはり娘にとってマイナスなものであってはいけないなぁと思っています。
僕たち大人(夫婦)の趣味嗜好要望を優先的に考えることは、必ずしも娘(の成長)にとって良いものとは限りません。
例えば、日本の古い家ならではの雰囲気を活かすなら重めのトーンの色合いの部屋にすると古民家らしい雰囲気や重厚感、湿度感が出てとても素敵ではあるのですが、一方で(インテリアセンスを高めていかないと)部屋は少し暗めな印象になってしまうかもしれません。
照明器具も暖色系の方が洒落た雰囲気を漂わせることができるものの、娘がお絵かきをしたり絵本を読んだり勉強をしたり…と過ごしていくことを考えたときに果たして最適なのかどうか、などです。
娘が生まれて以降、最優先事項はいつも娘なので、家づくりについても同様にそれらを踏まえた選択をしていく必要があるよね、ということが僕たち夫婦にとっての“忘れてはいけないこと”なのです。
それを踏まえて
前置きが長くなってしまいましたが、それらを踏まえて掲げたコンセプトがこちら。
『子どもが健やかに育てるように、少しでも明るく&広く見える家にしたい』
(この家の持つクラシカルな雰囲気も残し活かしつつ…)
改めて文章化してこうして見直してみると、コンセプトとも言えないすごく普通の文章ですね。
しかもカッコ書きの内容を付け加えたことで難易度が上がったというかブレが生じそうなフラグがたっているというか。。。笑
でも、実際にこのコンセプトを設けて基軸としたいたこともあって(主に僕の)暴走への抑止になっていたこともまた事実です。
コンセプトの設定。
これは家づくりにおいてだけではないですが、頭の中にぼんやりと抱えていることを改めて文字として視覚化しておくことは結構重要なことかもしれませんね。
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