中古物件の内覧に行ってみた。【後編】

中古物件の内覧に行ってみた後編リノベーション


1件目の内覧を終え、その足で2件目の内覧へと向かいました。
この2件目については事前予習をしていなかった物件なので、1件目とは違って予備知識なしの状態です。

築年数が古いということだけは把握していたので、期待と不安とが入り混じった、ワクワクフワフワした気持ちで向かっていたことを覚えています。


そんなフワフワとした気持ちが整理できないままソワソワとしていると、あっという間に2件目へと到着しました。
 
 

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2件目の内覧開始


到着してまず目に飛び込んだのは、なんともまぁごくごく普通の古ーーーい一軒家。
“空き家”というワードがぴったりと当てはまる佇まい。

一軒目に見た物件の門構えやサイズ感ががなかなか立派だったこともあったためか、「あぁ、うん、ほうほう。なるほどなるほど」と、ワクワクソワソワとしていた精神はスッと冷静さを取り戻し、どれどれ中はどんなものだろうという“品定め”の姿勢へと変わったことを覚えています。

 
 
僕の1件目とのテンションの違いに妻は気づいていたでしょうか。笑
 



さっそく間取りはこんな感じです。

間取り図



1件目とは違い、お世辞にも広いとは言い難い小さな古い家。笑
本当に「ごくごく普通の昭和レトロな一軒家」という言葉がぴったりなお家です。

駐車スペースの脇にある垣根のような石積みの柱をギリギリ避けて入庫し、外観散策もそこそこに中へ。
強く引っ張ったら外れてしまいそうな華奢な作りの玄関を開けると、一昔前の建物らしい雰囲気の漂う、「おばあちゃんの家に遊びにきた」という表現がぴったりなレトロ空間。


昔ながらのちょっと低めの鴨居と、濃い色のペンキでDIYされた痕跡のある柱のせいか、少し暗いかなぁというのが屋内の第一印象でした。

12月初旬の午後、庭付きとはいえ住宅地で南側にも建物がある上に、まるで昨日まで誰かが住んでいたかのうように家の中には残置物のソファやらテーブルやら何やらがあったり…と、そんな要素が重なっていたため余計にそう感じたのかもしれません。

そんな第一印象を抱えたまま奥の部屋へと進むと、南西にある四畳半の和室を見て一言「…暗っ」と発してしまったことを覚えています。

光を遮る庭の小屋


南西の部屋の暗さに思わず「暗っ」とこぼしてしまった理由は、単純に直接の光が入ってこないから。
その光が入ってこない理由は、窓の外に見える壁でした。

この「壁」の正体はお隣さん…というわけではなく、庭に建てられた大きな小屋。
基礎も骨組みもしっかりと作られていて、小屋というより庭にもう一棟小さな家が建っているような感じ。この小屋が光を遮り、家の中が暗い印象になっていたようでした。

中古住宅の庭の小屋
こちらの作業小屋

気を取り直して内部編



小屋のせいで薄暗い家という印象が最初に焼き付いてしまったものの、冷静になってもう一度家を見回してみると、たしかに古いし鴨居は低いし、なんなら天井も低いし狭いような印象ではあるのですが、なんとも言えない昭和レトロ感を醸し出しています。

小屋が完全に光を遮っているのは南西の部屋だけで、リビングには壁一面の大きなレトロ可愛いアルミサッシがあるので、小屋さえなくなれば採光もしっかりとできそう。
狭く感じる点も、一度壁を抜いてスケルトンにしたらそこまで気にならないかも?とか、この柱、雰囲気があるからあえて残しても良さそうだぞ?とか、結構現実的な妄想を膨らませながらあちこち眺めていました。

水回り


1件目と同項目でみていきます。
まずはキッチン、お風呂、トイレ。
この3点は生活の基盤なのでとても大事です。「リフォーム必須だろうなぁ」という前提のもと確認をしてみると、あれ?あれれ?なんとキレイです。笑
トイレとお風呂は、外観からは想像できないくらい最新式のものが備わっていました。

なんでも、前の家主さんがリフォームしたばかりなんだとか。(実際には数回使われていたようです)
実はこの家、空き家となる直前まで元々手放す予定はなかったのようですが、事情により手放すことにした…とのことでした。

これだけキレイなら、しっかりとクリーニングを入れれば全然使えます。なにしろ賃貸アパートで使っているものよりも最新式。水回りのリフォームに予算をかけなくて済むのは喜ばしい限りです。
但し脱衣場兼洗面所はどうにもこうにも狭い。我が家はドラム式洗濯機を使用しているのですが、置けるのかな、そして置いてしまったら洗面所のスペース確保できるのかな?と不安になるレベルでした。

キッチンも比較的新しい年式のものでした。そのまま使うことももちろんできるのですが、構造変更を妄想しながら「ここは新しくしようかな〜」なんて話しつつ見ていました。

リビング、ダイニング


こちらの物件も1件目同様に、完全に台所・ダイニング(洋室)、居間(和室)といった具合に区切られていました。
区切られているといっても襖で仕切られている程度なので、取っ払う壁も少なく済みそう。各部屋はそれぞれ狭いけれど、一度スケルトンにしてひとつのLDK空間にしてしまえば「ほどほどのサイズ感」にはなりそうです。
構造上ちょっと変則的ですが。

南西の四畳半の和室


一言、暗い。笑
でもまぁそれも前述の通り外の小屋が理由ではあるので、小屋を解体すれば問題はなさそうです。書斎として使うにはちょうど良いスペースかなぁと思いながら見ていました。
和室の梁がなかなかテンション上がります。

階段


2Fへと上がる階段はとても暗い。光が届きにくい構造な上に、電気が2F踊り場付近に1箇所ついているだけ、そして極めつけは暗い色の壁。昼間に電気をつけても薄暗い印象です。
でもここは壁の色を変更するだけでもだいぶ変わりそう。電気を増設したりすることで解消もできそうです。
むしろ壁の一部に施されたアクセント的な装飾はレトロで雰囲気が良いので活かしていきたいポイントでした。

2F 洋室×1 和室×1


2階には2部屋。
5畳の洋室と6畳の和室。どちらの部屋も1階とは打って変わって採光抜群!手を加えなくても機能しますが、手を加えたらより良くなるだろうなと感じさせる部屋でした。
DIYしてみても面白そうです。

続いて外構編

駐車スペース問題


やはりこちらでもありました駐車スペース問題。
50年近く昔に建てられた物件。当時の車は今のようなサイズ感ではなかったでしょうし、一家に一台(あれば上等)とう時代でしたでしょうから仕方がない部分ではあるのですが、やっぱり狭い。

特に入り口。接道面がわずかしかない上に、門のように積まれた石垣が絶妙な位置にあるので入出庫の際にはとても気を遣いそうという点と、将来的に乗りたいと思っている車種が通れなさそうという極めて個人的で妄想な理由から、該当の石垣の撤去が必要そう

また、余裕を持って2台駐車するためには庭の一部を取っ払う必要もありそうなところです。

玄関、外観


冒頭にも記した通り力いっぱい引っ張ったら取れそうな玄関なので、ここは新しいものに替える必要がありそうです。


外観も、見るからに「ボロ家」なので、せめてペンキの塗り替えくらいはしたい。予算があるのなら外壁もすべて交換したいと思うようなルックスでした。笑

庭、庭に建つ立派な小屋


庭は、住宅街にしてはそこそこの広さがあります。ファミリーテントを2張りできそうなくらいでしょうか。
当時はきれいに手入れをされていたであろう植栽エリアと、そして小屋。コンクリートの基礎のある、しっかりとした小屋です。この小屋があるせいで、部屋に光が届きにくい。
小屋のある利便性と部屋の採光とを天秤にかけるとなると、自分たちの場合は採光の方が重要だろうということで、こちらの小屋は撤去する必要がありそうです。

その他


そしてやはりこちらも古い物件なので、安全基準や断熱性能は現代の建築に比べて劣っている…というかそもそも機能としてないような気がします。
1件目のとき同様に実際のところは壁を取り壊してみないとわからない部分ではあるのですが、スタッフさんいわくおそらくそういった機能は備わってないでしょうとのことでした。

とうことなので耐震(免震)補強や断熱材の追加等が必要そうです。
前回の記事にも記していますが、安心して暮らせることが自分たち家族にとって最重要ポイントなのです。

年老いたときにどう暮らしているかを想像する


家そのものもそうですが、同じくらい気になるのは立地。
今回見たこの物件のあるエリアは、住宅街でありながらも商圏エリアでもあり路線バスも走っています。と言っても大通りというわけでもなく、通勤時に多少混むことはあっても都市部のような喧騒もなく、まさにほどほどの場所。

将来年老いて車を手放したとしても、生活に極端に困ることはなさそうな場所という点はとても魅力的です。

また、立地が良いということはリセールバリューが高い(土地自体に価値が残る)ということでもあります。
(実際にこの時点で建物の価値はほぼ無かったと思います。土地購入に上モノがおまけてついてくる…と言った方がしっくりときそう。笑)

なんらかの事情で手放したり、賃貸として貸し出すような際にはどうなるか。そんな面まで含めた、将来を踏まえた利便性とリフォームにかける予算とに頭を巡らせて物件をあとにしました。



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