「リフォーム」と「リノベーション」の違いというのはどういうところにあるのでしょうか。
これについては様々な意見・見解があるところかなと思いますが、個人的にはリフォームは古くなったり壊れたりした箇所を元の状態(新品の状態)に戻すことで、リノベーションは元に戻すことに加えて別な機能を持たせたり、別な役割を与えることだと認識をしてます。
リフォームはマイナスを0に戻すことで、リノベーションはマイナスを1以上にすることという具合です。
前置きが長くなりましたが、今回は我が家のリビングにあった押入れをクローゼットへとリノベーションしましたというお話です。
役割をちょっとだけ変更する
とうことでまずはビフォー。
といいつつ、今回この記事を書くにあたってビフォー写真を探したところ、わざわざ押入れのビフォーにフォーカスした写真がなかったのでこちらの写真でご容赦ください。
こちらの写真の枠線で囲んだ箇所になります。
厳密には、ただの押入れではなく、押入れを半分に区切ってそれぞれ独立した収納へと改造した場所です。ある意味セルフリノベーション済ということですね。
この居間として利用されていた和室をリビング化するにあたって、「押入れとして残したくはないけれど、収納は確保したい。かといって収納扉の存在感は感じたくない」というこれまた例に漏れず無茶な要望をお伝えしていました。
その要望に対して設計士さんからご提案いただいたのが半オープンな収納スペースでした。
半オープンなクローゼットへ変更
どのように変更したかを、経過とともにご紹介します。
こちらはまず解体した時の様子。
中段だけではなく壁もすべて取り払い、耐震(減災)処置と断熱材を入れていただきました。
その後、部屋と一体となるように施工してもらいつつ、収納棚を設けたり、ハンガーラックを取り付けていただいたり。
壁紙や見切り、床もリビングと一体感がでるようにしていただきました。
そして完成した様子がこちらです。
扉は設けずにロールスクリーンに。扉の圧迫感なくスペースを区切りたいという要望に対する最適解だったと思います。
当面は衣類の収納スペースとして使用するのですが、いずれはテレビやプリンター、ルーター等を配置したり…とリビングの一部色々な可能性を残していただきました。
使い勝手は抜群【2年使用してみて】
扉の圧迫感を感じるのが嫌でロールスクリーンにしていただいたものの、ロールスクリーンの上げ下げは結構面倒そうかもな…と思っていたのも正直なところでした。
ですが思いの外そんなこともなく、扉に比べたら多少面倒なのかもしれませんが、それほど億劫に感じることは今のところありません。
元々が押入れなので、クローゼットととしての収納力も何ら問題はなく、目に入れたくないごちゃついた品々を隠すこともできて使い勝手は非常に良いと感じています。
(現在の様子については、少々大雑把に収納しているのでわざわざ撮るまでもないので割愛させていただきます。)
今後はテレビスペースに変更予定
現在はクローゼットとして使用しているのですが、近々小さな一部屋が空くため、衣類関係はそちらの部屋に集約する予定でいます。(ウォークインクローゼット的スペースへとDIY計画中)
そのため今回ご紹介したスペースを空けることができそうで、そうなると当初の妄想の中にあったテレビスペースとしてリビングを拡張するように使うことも実現できそうです。
計画ばかりが練られてなかなか進まないkyu家ですが、そんな計画が進んだ折には、また記事にまとめていきたいなと思っています。
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